川平湾は潮位によって地形や魅力が大きく変わる!干潮・満潮時の楽しみ方を解説
川平湾の潮位は、季節ごとに大きく変動します。
満潮や干潮によって体験できるアクティビティも変わってくるので、石垣島旅行前にチェックしましょう!
今回は、川平湾の時期ごとの潮位変化の状況や、満潮・干潮それぞれの楽しみ方を解説します。
川平湾へ行く日の潮位が満潮、干潮どちらでも旅を楽しめるよう準備しましょう!
川平湾の潮位は時期ごとに大きく変化するので注意!時期ごとの潮の状況を解説
川平湾の潮位は、時期ごとに変化状況が大きく異なります。
以下時期ごとにおける川平湾の潮位の変化状況を解説します。
- 3月〜5月の川平湾の潮位変化
- 6月〜8月の川平湾の潮位変化
- 9月〜11月の川平湾の潮位変化
- 12月〜2月の川平湾の潮位変化
季節ごとの川平湾の潮の変わり具合を押さえておきましょう。
3月〜5月の川平湾の潮位変化
3月〜5月の川平湾は、潮の干満が比較的穏やかです。
日中の干潮時には海面が低くなり、干潟や浅瀬が露出します。
また3月は沖縄県各地で海開きが行われるため、多くの地域から観光客がやってくる時期です。
潮の満ち引きの差がそこまで大きくないので、海水浴やマリンアクティビティを楽しむのにおすすめな時期です。
6月〜8月の川平湾の潮位変化
6月〜8月は、梅雨の影響により川平湾の潮位変化の波が大きくなる時期です。
夏場の川平湾の海は、満潮時と干潮時の見た目が大きく異なります。
満潮時には周辺の小岩に海水が覆い被さり、干潮時にはアサリやヤドカリの住む干潟や浅瀬が広がります。
満潮時の波は雨や台風の影響を受けると波の動きが激しくなるので、マリンアクティビティを楽しむ時は注意が必要です。
この時期は潮の流れも速くなるため、水中での安全確保が求められます。
少し海に潜るだけでも、ウェットスーツや救命道具をつけて万が一に備えましょう。
9月〜11月の川平湾の潮位変化
9月〜11月の川平湾は、夏場に加えて潮位の変化具合がおだやかになります。
まだまだ潮の干満の差はある程度あるものの、夏ほど急激な変化は見られません。
海水の温度も20℃を下回り始め、海水浴客も少しずつ減っていきます。
比較的静かな海で過ごせる時期なので、ビーチでのんびり過ごしたい人におすすめな時期です!
12月〜2月の川平湾の潮位変化
海開き期間外でもある12月〜2月の川平湾は、温度が10℃を下回る冷たい水が海全体を流れています。
一度海に入ると、たとえウェットスーツを着ていても一瞬で体が冷えてしまいます。
しかし、潮位の変化自体は少なく、夏や秋と比べると干満の差は比較的緩やかです。
川平湾では冬の時期でも海に入ることは禁止されていないものの、寒暖差により風邪を引くリスクは否定できません。
冬の時期には無理に海に入ろうとせず、砂浜の散歩やサンセットを楽しみましょう。
川平湾の潮位ごとの楽しみ方(満潮編)
川平湾のマリンアクティビティは、満潮・干潮それぞれで体験できる種目が変わってきます。
満潮の川平湾では、以下4つの楽しみ方がおすすめです。
- グラスボート
- カヌー
- SUP
- シュノーケリング
川平湾と言えば、まず連想できるのがグラスボート。
カヌーやSUPなど、海の上をゆったり観光できる乗り物も魅力的ですね。
泳げない人、水が怖い人は、シュノーケリングで海の世界をのぞくのもおすすめです!
グラスボート
グラスボートは、川平湾を代表するマリンアクティビティです!
透明なボートの底部がガラスで作られており、船に乗りながら透明な海の中を観察できます。
満潮時の川平湾では、グラスボートツアーも頻繁に行われます。
船内には濡れないエリアもあるので、水が怖い人でも安心して楽しめるのがポイント。
カラフルなサンゴや魚の住む世界をゆっくりと眺めながら、海の生態系を観察しましょう。
カヌー
満潮時の川平湾では、カヌーで海上散歩をしているような感覚を楽しむのもおすすめです!
静かな海面を漂いながら、コバルトブルーの海を体験しましょう。
カヌーは1〜4人向けの小さな船で、カヤックのようにオールを使って漕ぐ乗り物です。
カップルで力を合わせて船を進めるのも良いですし、お子さんに海の景色を見せてあげたいパパやママも楽しめます。
川平湾ではカヌーのレンタルも可能で、料金は1時間あたり5,000〜7,000円ほど。
ダイビングのできる場所までカヌーで移動して、海の中に潜って楽しむのもおすすめです!
SUP
SUP(スタンドアップパドルボード)は、大きな板状の形をした海の乗り物です。
パドルで
SUPを上手く乗りこなすにはバランス感覚が大切で、近年はSUPヨガなども流行しています。
満潮時かつ波の流れが比較的緩やかな時期の川平湾では、太陽の光を浴びながらSUPの上でお昼寝するのもおすすめです!
プロのインストラクターが事前に乗り方を教えてくれるSUPツアーもあるので、スキルに自信がない人でも心配いりません。
SUPの上から、美しい川平湾の海旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
シュノーケリング
満潮時の川平湾では、シュノーケリングで美しい海の世界を楽しむことができます。
シュノーケリングはダイビングと違い、海の上にぷかぷか浮かんで中を観察するマリンアクティビティです。
泳ぐのに自信がない、そんな人でも心配いりません!
川平湾の海は透明度が高く、サンゴや熱帯魚などさまざまな海洋生物を観察できます。
魚たちが泳ぐ姿やカラフルなサンゴ礁を間近で見ることができるので、海の生き物たちの生活を観察してみましょう。
川平湾の潮位ごとの楽しみ方(干潮編)
干潮の川平湾では、グラスボートやカヌーといったマリンアクティビティを楽しめない可能性も。
しかし、川平湾には干潮時ならではの遊びもたくさんあります。
中でも以下3つは、干潮の日を狙わないと体験できない種目です!
- 潮干狩り
- 浅瀬で写真撮影
- 幻の島探索
干潮で深い海に潜れなくても、川平湾ならではの思い出を作る方法をおさえておきましょう!
潮干狩り
干潮時には海水が引いて浅瀬が現れるため、潮干狩りが楽しめます!
貝類や海藻を採集したり、砂浜でのんびりと時間を過ごしたりして、のんびり過ごしたい人におすすめです!
採った貝を美味しく調理すると、味噌汁の具やお酒のつまみになります。
潮干狩りは、地元の味覚を楽しみたい人におすすめのアクティビティです。
川平湾には潮干狩りが許可されていない場所もあるので、トラブルにならないよう事前に調べておきましょう。
浅瀬で写真撮影
干潮時には浅瀬が広がるので、クリアな水中の景色を撮影する絶好のチャンスです。
満潮時は深い海の中の世界が広がるのに対して、干潮時は海洋生物たちとの物理的な距離が縮まります。
川平湾の海は、浅瀬にも多くの海洋生物がやってきます。
シュノーケルや防水カメラがなくても、スマホで綺麗な海の中を撮影できるチャンスも多いです。
カメラを持って浅瀬に入り、美しいサンゴや海の生物、カラフルな魚たちを撮影しましょう。
川平湾で海の生き物をより近い場所で撮影するには、干潮時の浅瀬がおすすめです!
幻の島探索
石垣島には、幻の島と言われる無人島があります。
幻の島への道は、満潮時には海の底へ沈んでいるため見ることができません。
干潮時には通常水没している小さな島や岩場が現れ、幻の島へのアクセスが可能になります。
また干潮時であっても、波の大きさや天候によっては道筋が現れないことも。
『ポケットモンスター』シリーズで登場する『マボロシじま』を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。
島の中には、自然の造形美や静けさを楽しめる幻想的な世界が広がっています。
幻の島は、干潮時に川平湾を訪れる人に必ず体験してほしいスポットです。
川平湾の潮位に関してよくある質問
川平湾の潮位に関して、よくある質問は以下の通りです。
- そもそも干潮と満潮の違いってなに?
- 川平湾はどうして遊泳禁止なの?
- 干潮や満潮だと行けない場所はある?
- 海開き時期の川平湾の潮位はどう変化する?
- 干潮や満潮時の川平湾で綺麗な景色が見えるスポットはどこ?
干潮、満潮時における川平湾の特徴は、事前に知っておいて損はありません!
潮位ごとの川平湾の特徴を、一緒に旅行に行く友達や家族、パートナーに伝えましょう。
そもそも干潮と満潮の違いってなに?
干潮とは、海水が引いて海面が下がる現象です。
対して満潮は、水が引き上げられて海面が上がる現象を指します。
海における潮位の変動は、月の満ち欠けや潮汐力によって引き起こされる現象です。
川平湾はどうして遊泳禁止なの?
川平湾は比較的水の流れが速いので、多くの場所でのダイビングや遊泳が禁止されています。
生態系を守るためといった意味合いもあるため、ダイビングどころか海水浴もできません。
また、川平湾では観光用のグラスボートが行き来しているため、むやみに泳ぐのは危険です。
川平湾からは、ダイビングスポットへSUPやカヤックで移動できるツアーも開催されています。
グラスボートの体験後、海に入って泳ぎたい人は、川平湾からダイビングスポットへのアクセス方法をチェックしましょう。
干潮や満潮だと行けない場所はある?
干潮の川平湾では、浅瀬の場所にサンゴ礁が露出するため、場合によってはグラスボートやシュノーケリングができないことも。
海に入って遊べるエリアこそ狭まるものの、干潟の川平湾では潮干狩りが楽しめます。
また満潮時には、幻の島へのルートが海の底へ沈みます。
幻の島へ行ってみたい人は、川平湾が干潮になりやすい時期を狙うと良いですよ。
海開き時期の川平湾の潮位はどう変化する?
川平湾の海開き時期には、潮位が比較的高くなる傾向があります。
グラスボートやカヤックを楽しみやすい状態である一方、気温の変化も激しいので、日焼けや喉の乾燥への対策が必要です。
干潮や満潮時の川平湾で綺麗な景色が見えるスポットはどこ?
川平湾には、9つの無人島やジャングルなど、雄大な自然を体験できるスポットが数多くあります。
川平湾からの眺めには、潮位にかかわらず、それぞれの景色に良さがあるのがポイントです。
満潮時の川平湾では、深く美しい海の世界を楽しめます。
対して干潮時の川平湾では、浅瀬にあがってきた海洋生物をより近い距離で撮影できるのが魅力的です。
川平湾のサンセットや満天の星空は、どちらの潮位でも変わらず美しく見えるのも嬉しいポイントですね。
まとめ/川平湾の潮位変化の特徴を押さえておこう
川平湾の潮位は、変化の仕方が季節ごとに大きく異なります。
満潮時は海の水位が上がり、深い位置に生息する綺麗なサンゴ礁や魚を見れるので、ダイビングやシュノーケリングに最適です。
干潮時は体験できるアクティビティが減ってしまうものの、満潮時に現れない幻の島へのルートが現れます。
川平湾の潮位変化の特徴を押さえておくと、旅行プランを立てやすくなりますよ。