石垣島は冬も見どころ満載!冬がおすすめの理由や欠かせない観光スポットを紹介
石垣島を観光したい場合、どのタイミングでおこなうのがベストか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?観光地ではベストシーズンがあり、可能であればベストシーズンに観光したいものです。
石垣島は温暖な気候であり、冬に訪問するのもおすすめです!では、石垣島を冬に訪問するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
本記事では、石垣島を冬に訪問するのをおすすめする利用や、欠かせない観光スポットを厳選して紹介します。観光時の注意点も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください!
冬に石垣島を観光することをおすすめする6つの理由
石垣島を観光する際に、冬をおすすめする理由として、以下6つがあります。
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- 本土と比較して気温が高く過ごしやすい
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- 台風が発生しないので旅行の計画を立てやすい
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- 旅行費用を安く抑えることができる
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- 観光客が少なめで空いている
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- 海が澄みやすくよりきれいに見える
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- 星空がきれい
各理由について、詳しく解説します!
本土と比較して気温が高く過ごしやすい
石垣島は亜熱帯性気候に属しており、1年を通して気温差の変動が少ない特徴があります。年間の平均気温が24.3度程度であり、本土と比較すると温暖です。
体感的には、11月中旬から下旬あたりから若干の肌寒さを感じはじめ、徐々に気温が低下していきますが、12月から2月の平均気温は19.2度です。最低気温も15℃ほどであり、底冷えるような寒さではありません。
夏場と比較するとさすがに気温が下がり、さらに北風が吹くので体感温度が下がります。それでも、雪も降らないので過ごしやすく観光もしやすいため、冬に石垣島を観光することをおすすめできます!
台風が発生しないので旅行の計画を立てやすい
石垣島を含む沖縄エリアを観光する場合、考慮すべきは台風の上陸です。本土と比較しても多くの台風が上陸するため、台風により飛行機の欠航など交通機関の乱れにより予定通り観光できない場合があるのです。
また、アクティビティを楽しみたい場合も高波により中止となるケースも多く見られます。そこで、冬に石垣島を訪問すれば台風が上陸することはまずないため、旅行の計画を立てやすいメリットがあります。
旅行費用を安く抑えることができる
一般的に、石垣島のようなリゾート地は夏がハイシーズンとなります。これは、夏の方が晴れる日が多くアクティビティを楽しみやすいためです。
また、石垣島は夏の平均気温は本土と比較して高いもの、35度を超えることは稀であり実は避暑地としても利用される場合が多いです!以上のように、過ごしやすい夏場はハイシーズン料金が適用されて割高になる傾向があります。
一方で、冬場はハイシーズンからは外れるため旅行料金を安く抑えられるメリットがあります。少しでも安く石垣島を観光したい場合、冬場がおすすめです!
観光客が少なめで空いている
石垣島のハイシーズンは夏であり、一方で冬は観光客が少ない傾向にあります。これにより、人気の観光スポットを訪問しても混雑しにくく、じっくりと観光できるメリットがあります。
特に、人気のアクティビティは混雑時には満席で利用できないケースもありますが、冬場であれば利用しやすい点は魅力的です!
海が澄みやすくよりきれいに見える
石垣島の魅力として、きれいな海が挙げられます。ブルーの海を見ていると心が洗われて、リラックスできる点も魅力的です。
実は、石垣島の冬の海はプランクトンの現存量が低い傾向にあります。また、台風などの影響により土砂が山や川から流出しないため、夏場と比較してよりクリアで澄んだ海を見ることができるのです!
澄んだ海を見れば、海洋生物が楽しそうに泳いでいるところも見ることができるでしょう。
星空がきれい
石垣島の川平湾エリアは、日本一の星空スポットとして有名です。最も明るく輝く一等星は21個も見られ、88ある星座の中で84個もみられるのです!
石垣島では、冬は澄んだ空となるためさらに綺麗に星空を見ることができます。さらに、石垣島で南十字星が観察できるのは12月下旬から6月末ごろとなるため、夏には見られない風景を楽しめる点も魅力的です。
冬に石垣島を観光するデメリット
冬に石垣島を観光する際に、デメリットとなるのが以下3つです。
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- 晴れる日が少ない
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- 物価が若干値上がりする場合がある
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- 休業するお店がある
各デメリットについて解説するので、ぜひ参考にしてください!
晴れる日が少ない
石垣島は冬でも比較的温暖な気候であるものの、晴れる日が少ないデメリットがあります。石垣島の冬は本州の秋に近い気温となり、天候としては曇りが多い時期です。快晴の日は1ヶ月で1週間程度となり、日照時間は一年で最も少ない時期となります。
曇りで日が遮られると肌寒さを感じるだけでなく、星空を楽しめないなどの問題も生じます。
物価が若干値上がりする場合がある
石垣島は夏がハイシーズンとなり、飛行機やホテルの料金が割高になります。一方で、冬場はオフシーズンに近い位置づけになるので料金が安くなる半面、物価が上昇する可能性があるのです。
具体的には、飲食店の料金やフェリーの運賃などが冬だけ値上がりするケースがあります。物価の上昇により、トータルの料金が若干高くなる可能性があるため注意が必要です!
休業するお店がある
冬に石垣島を観光する人が少ないため、冬季のみ休業するお店も少なくありません。せっかく来店しようとして楽しみにしていたお店が、冬季休業で利用できないなども少なくありません。
お店側としては、経営面を考えてなるべく人が少ない時期を避けて営業するのは当然のことです。よって、スケジュールを組む際には営業しているかどうかをよく確認しておく必要があります。
冬の石垣島でおすすめの観光スポットやイベント8選
冬の石垣島を観光する際に、冬ならではの魅力を感じられるスポットを訪問したいものです!そこで、以下のスポットやイベントを利用することをおすすめします。
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- 川平湾
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- ユーグレナモール
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- 石垣島天文台
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- 石垣島鍾乳洞
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- 白保海岸
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- 黒島牛まつり
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- 石垣島マラソン大会
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- 種子取祭
それぞれの魅力的なポイントを、詳しく解説します。
川平湾
住所 | 沖縄県石垣市字川平 |
定休日 | なし |
入場料 | 無料 |
アクセス | 車で新石垣空港から40分程度 |
駐車場 | 公共交通:新石垣空港→車40分 車:沖縄県新石垣空港から40分 |
電話番号 | 0980-82-1535 |
川平湾は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにおいて3つ星を獲得しているなど、美しい風景は多方面から評価されています。エメラルドグリーンの美しい海が広がっており、特に冬場は海が澄んでいてよりきれいに見えますよ!
サンゴ礁と熱帯魚の生息地でもあり、アクティビティを楽しみつつ見るのも良いでしょう。特に、グラスボートは誰でも気軽に遊べるアクティビティとしてぜひご利用ください。
川平湾のグラスボートについては、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。 【石垣島旅行者必見!】川平湾のグラスボートがおすすめな理由とは?三つ星認定されたスポットならではの魅力を紹介!
なお、川平湾は潮の流れが早い関係上、基本的に遊泳が禁止されている点には注意が必要です。観光するタイミングとしては、満潮時または太陽が真上にある時間帯が特に綺麗でおすすめですよ!
川平湾の観光については、以下の記事でも詳しく解説しています。 川平湾で楽しめるアクティビティを4選紹介!【シュノーケル/グラスボート/SUP(サップ)/カヌー】
ユーグレナモール
住所 | 沖縄県石垣市大川203 |
定休日 | なし |
入場料 | 無料 |
アクセス | 石垣港離島ターミナルから徒歩9分 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 店舗による |
冬の天候が悪い日には、ユーグレナモールでゆっくりとお買い物をするのも良いでしょう。離島ターミナルから徒歩5分と好アクセスの場所にあり、お土産屋さんや飲食店が多く立ち並んでいます。
まるで上野のアメ横のように、店主たちが観光客に声をかけるなど活気のある雰囲気がある商店街としてテンションが上がること間違いありません!100店舗以上ものお店があるので、お土産選びだけでなく食べ歩きなども楽しんでみてはいかがでしょうか?
石垣島天文台
住所 | 沖縄県石垣市新川1024-1 |
定休日 | 月曜日・火曜日、年末年始 |
入場料 | 100円 |
アクセス | 石垣新空港から車で50分程度、市街地から20分程度 |
駐車場 | あり |
電話番号 | 0980-88-0013 |
石垣島天文台は、九州・沖縄エリアにおいて最大の口径105cmもの望遠鏡であるむりかぶし望遠鏡がある天文台です。また、石垣島で最も標高が高い前勢岳の山頂にあるので、見晴らしが良い特徴もあります。
天文台だけあって、石垣島の美しい星空を思う存分楽しめる施設です。基本的に土日に観望会が開催されており、望遠鏡による月や惑星の観望だけでなく、NPO八重山星の会による星空解説も聞くことができますよ!
一般500円、小中学生・高校生は300円かかりますが、冬の大三角を横切る天の川を淡いながらもはっきりと見えるのが最高です!
石垣島鍾乳洞
住所 | 沖縄県石垣市字石垣1666 |
定休日 | 年中無休 |
入場料 | 大人:1,200円 小人: 600円 |
アクセス | 石垣港から車で15分程度、空港から10分程度 |
駐車場 | あり(35台) |
電話番号 | 0980-83-1550 |
石垣島鍾乳洞は、石垣島で最大の鍾乳洞として有名です。20万年もの長い年月をかけて自然が造り出した鍾乳洞は、幻想的で見る者を惚れ惚れさせます!
さらに、鍾乳洞イルミネーションの幻想的な輝きや滴る水の音を楽しむことができる水琴窟、トトロの鍾乳石など見どころが満載です。仙境の広場はパワースポットとしても知られ、見るだけでも元気をもらえますよ!
石垣島鍾乳洞は天候に左右されずに観光できるスポットであり、冬におすすめのスポットとなっています。
白保海岸
住所 | 沖縄県石垣市白保 |
定休日 | 年中無休 |
入場料 | 無料 |
アクセス | 新石垣空港から車で10分程度、市街地から25分程度 |
駐車場 | あり(約6台) |
電話番号 | − |
白保海岸は、なんと10㎞以上も及ぶ天然の真っ白い砂浜が広がっています。すべてが人工ではないため、自然の素晴らしさを実感できますよ!
空港からは車で5分程度、市街地からも20分程度と好アクセスであり、希少なアオサンゴを見ることができる点が人気です。アオサンゴの規模は北半球最大であり、冬でもウェットスーツの着用でシュノーケリングにより目の前で観察できますよ。
黒島牛まつり
会場 | 黒島多目的広場 |
開催日 | 毎年2月の最終日曜日 |
入場料 | 無料 |
アクセス | 黒島港から徒歩 3分 |
駐車場 | 敷地内に無料駐車場あり |
主催 | 黒島牛まつり実行委員会 |
問い合わせ先 | 0980-85-4129 |
石垣島周辺の離島である黒島は、人口よりも牛の数が多く3,000頭以上と畜産の島として有名です。その黒島で毎年2月の最終日曜日に開催されているのが、黒島牛まつりです。
黒島牛まつりは島民あげての大型な手作りイベントであり、名物の牛汁やステーキなどの牛料理が販売されていて、高級和牛をお腹いっぱい味わえます!さらに、恒例となっているお楽しみ大抽選会では、なんと夢の牛1頭が当たるチャンスがあるのです!
西表島から日帰りで参加できるように、大原港からの臨時便が運航しているので、ぜひ時間が許す限り黒島牛まつりで盛り上がりましょう。
石垣島マラソン大会
会場 | 石垣島全島 |
開催日 | 毎年1月中旬 |
参加料 | フルマラソン 一般8,000円 高校生4,000円 ハーフマラソン 一般7,000円 高校生4,000円 10km 一般7,000円 高校生4,000円 10kmリレー 一律3,000円 (15,000円/チーム) |
アクセス | − |
駐車場 | − |
主催 | 石垣島マラソン実行委員会 |
問い合わせ先 | 0980-82-1212 |
石垣島マラソン大会は、毎年1月に行われる市民マラソン大会です。フル規格だけでなく23kmと10kmの3種類のコースが設定されており、誰でも比較的参加しやすい特徴があります。
冬でも濃い緑の中を走ることができる、アップダウンがあるコース設定であり、ゴールした時に満足感は格別なものがあります!コロナ禍で近年は開催が見送られていますが、大会終了後に交流パーティーが開催されているのも魅力的です。
交流パーティーでは、石垣市出身のアーティストが参加したり、島民による伝統芸能の披露、そして飲食店の出店などもあり、盛り上がること間違いありません!
種子取祭
会場 | 竹富島 |
開催日 | 毎年11月下旬 |
入場料 | 無料 |
アクセス | − |
駐車場 | − |
主催 | 竹富観光センター |
問い合わせ先 | 0980-85-2998 |
竹富島で開催されている種子取祭は、なんと600年以上もの伝統があると言われていて、国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。毎年、旧暦9月の庚寅、辛卯の2日間を中心として、80以上もの伝統芸能が神々に奉納されるのです。
竹富島には「かしくさや うつぐみどまさる(一致協力することがとても大切)」という言葉があって、島人の考え方の基本的な考え方となっています。種子取祭では、島を離れた人も里帰りして祭りに参加するため、大勢の人で島は祭り一色となります。
冬の石垣島でおすすめのアクティビティ3選
石垣島では、様々なアクティビティを楽しめる特徴があります。ただし、冬場は少し肌寒いということもあり、遊べるアクティビティはある程度限定されてしまいます。
そこで、石垣島で冬におすすめのアクティビティとして、以下をおすすめします!
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- グラスボート
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- シュノーケリング・ダイビング
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- フィッシングツアー
各アクティビティの特徴について、解説します。
グラスボート
グラスボートとは、船底がガラスとなっていて海上に移動すると海の風景を楽しめる遊覧船のことです。グラスボートの魅力として、泳げない子どもでも、まるでダイビングして海の中を散策しているかのような雰囲気を味わえる点があります。
また、親子やカップルで一緒にお話ししながら楽しめる点も魅力的です!冬場は特に澄んだ海で多くの海洋生物やサンゴを見ることができるでしょう。 石垣島のグラスボートについては、以下の記事でも詳しく解説しています。 グラスボートとは何か?|透き通る海の冒険への招待
シュノーケリング・ダイビング
冬の澄んだ海では、シュノーケリングやダイビングもぜひ楽しみたいものです。さすがに夏場と違い、海の中は冷たいためウェットスーツなど寒さ対策が必要ですが、冬ならではの美しい海は格別なものがあります!
石垣島では、多くのシュノーケリングやダイビングを楽しめるスポットがあり、施設も充実しています。特に、青の洞窟シュノーケリングは大人気であり、幻想的な風景を楽しみましょう!
フィッシングツアー
冬の石垣島では、高級魚も狙えるフィッシングツアーも多く開催されています。子供連れ家族や初心者に人気であり、石垣島でしか釣れない珍しい魚を釣ることもできるでしょう。
石垣島周辺は比較的波が穏やかな場所が多く、船酔いの心配もほぼありません。また、石垣島のフィッシングツアーでは釣った魚を居酒屋などに持ち込んで食べられる点も魅力的です!
冬に石垣島を観光する際の注意点
冬に石垣島を観光する際には、デメリットで紹介した内容以外でも以下の点に注意してください。
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- 肌寒い日があるので上着を用意しておく
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- 紫外線対策を欠かさず実施する
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- 風が強くて離島に移動する際にフェリーが欠航する可能性がある
各注意点についての詳細は、以下のとおりです。
肌寒い日があるので上着を用意しておく
ここまで紹介したとおり、石垣島の冬は基本的に温暖な気候であるものの、曇りの日が多く日照時間は短めです。また、特に北風が強い日には体感温度がマイナス5度以上になることもあるのです。
よって、寒さ対策が必要となる軽く羽織れる上着を用意しておくと良いでしょう!極端に寒くなることは稀であり、バッカブルダウンをカバンに入れておくと便利です。
紫外線対策を欠かさず実施する
日照時間が少なめな石垣島の冬の気候ですが、日が照ると夏と同じように紫外線が降り注ぎます。冬だからといって油断していると、日焼けしてしまうので注意が必要です!
紫外線対策として、日焼け止めやサングラス、帽子を常備しておきましょう。また、アクティビティを楽しむ際にはラッシュガードやレギンスを着用することをおすすめします。
風が強くて離島に移動する際にフェリーが欠航する可能性がある
石垣島から周辺の離島を観光したい場合、高速フェリーを利用することになります。高速フェリーは波の影響を受けやすく、高波により欠航する場合もあります。
冬場は北風が強くなり、波が高い日があり西表島の上原港は特に影響を受けて欠航となるケースが多いです。夏場の台風と同様に、天候を常にチェックしながら場合によっては予定変更を強いられるので注意しましょう。
冬の石垣島でしか味わえない体験をしよう!
冬の石垣島では、その季節でしか味わえない体験ができる点が魅力的です。ハイシーズンから外れているため、比較的安い料金で観光できるメリットもあり、より長期間の観光を楽しみたいですね!
ただし、冬季休業のお店も少なからず存在するので、最新情報をチェックしながら冬の石垣島で貴重な体験をおこないましょう!