石垣島の梅雨は一足早く到来!梅雨シーズンの特徴や雨でも遊べるスポットを紹介
石垣島を観光する場合、なるべく晴れたタイミングを狙って訪問したいものです!一般的に、日本で雨が多いシーズンとして梅雨シーズンが有名です。
石垣島でも、当然梅雨シーズンが存在しますが、どのような特徴があるのでしょうか?本記事では、石垣島の梅雨シーズンの特徴などを紹介します。
梅雨でも遊べるスポットなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
石垣島の梅雨シーズンはいつ?
石垣島では、本州と同じように梅雨シーズンが存在します。ただし、南方に位置する関係上、本州の梅雨とは時期などが異なります。
ここでは、石垣島における梅雨入りと梅雨明けのタイミングについて紹介します。
梅雨入りは5月初旬が多い!
本州において、梅雨入りと言えば6月に入ってからをイメージしがちです。石垣島の場合、梅雨入りは5月初旬となるケースが多いです。
石垣島において、195年以降の梅雨入りのタイミングは以下となります。
年 | 梅雨入りのタイミング |
1951年 | 5月14日ごろ |
1952年 | 5月11日ごろ |
1953年 | 5月11日ごろ |
1954年 | 5月7日ごろ |
1955年 | 5月6日ごろ |
1956年 | 4月28日ごろ |
1957年 | 5月12日ごろ |
1958年 | 5月3日ごろ |
1959年 | 5月16日ごろ |
1960年 | 5月15日ごろ |
1961年 | 5月7日ごろ |
1962年 | 5月3日ごろ |
1963年 | 6月4日ごろ |
1964年 | 5月5日ごろ |
1965年 | 5月6日ごろ |
1966年 | 5月11日ごろ |
1967年 | 5月20日ごろ |
1968年 | 5月20日ごろ |
1969年 | 5月8日ごろ |
1970年 | 5月13日ごろ |
1971年 | 5月20日ごろ |
1972年 | 5月11日ごろ |
1973年 | 5月9日ごろ |
1974年 | 5月5日ごろ |
1975年 | 5月8日ごろ |
1976年 | 5月26日ごろ |
1977年 | 5月9日ごろ |
1978年 | 5月10日ごろ |
1979年 | 5月10日ごろ |
1980年 | 4月20日ごろ |
1981年 | 5月6日ごろ |
1982年 | 5月7日ごろ |
1983年 | 5月9日ごろ |
1984年 | 5月14日ごろ |
1985年 | 5月15日ごろ |
1986年 | 5月7日ごろ |
1987年 | 5月13日ごろ |
1988年 | 5月10日ごろ |
1989年 | 5月9日ごろ |
1990年 | 5月9日ごろ |
1991年 | 5月6日ごろ |
1992年 | 5月8日ごろ |
1993年 | 5月3日ごろ |
1994年 | 5月3日ごろ |
1995年 | 5月4日ごろ |
1996年 | 4月29日ごろ |
1997年 | 5月1日ごろ |
1998年 | 4月25日ごろ |
1999年 | 5月9日ごろ |
2000年 | 5月17日ごろ |
2001年 | 5月6日ごろ |
2002年 | 5月11日ごろ |
2003年 | 5月15日ごろ |
2004年 | 5月5日ごろ |
2005年 | 5月2日ごろ |
2006年 | 5月14日ごろ |
2007年 | 5月16日ごろ |
2008年 | 5月22日ごろ |
2009年 | 5月18日ごろ |
2010年 | 5月6日ごろ |
2011年 | 4月30日ごろ |
2012年 | 5月13日ごろ |
2013年 | 5月10日ごろ |
2014年 | 5月5日ごろ |
2015年 | 5月20日ごろ |
2016年 | 5月16日ごろ |
2017年 | 5月13日ごろ |
2018年 | 6月1日ごろ |
2019年 | 5月16日ごろ |
2020年 | 5月16日ごろ |
2021年 | 5月5日ごろ |
2022年 | 5月4日ごろ |
2023年 | 5月18日ごろ |
平 年 | 5月10日ごろ |
平均すると5月初旬から中旬にかけてとなり、本州より明らかに早いことが分かります。ただし、近年では2018年は6月1日ごろと遅く梅雨入りするケースもあります。
梅雨明けは6月中もその年によって異なる
石垣島において、1951年以降の梅雨明けのタイミングをまとめると、以下のようになります。
年 | 梅雨明けのタイミング | 梅雨の時期の降水量の平年比(%) |
1951年 | 6月18日ごろ | 134 |
1952年 | 6月24日ごろ | 134 |
1953年 | 6月14日ごろ | 132 |
1954年 | 7月1日ごろ | 108 |
1955年 | 6月17日ごろ | 99 |
1956年 | 6月16日ごろ | 153 |
1957年 | 6月19日ごろ | 188 |
1958年 | 6月25日ごろ | 78 |
1959年 | 6月30日ごろ | 107 |
1960年 | 6月20日ごろ | 92 |
1961年 | 6月16日ごろ | 86 |
1962年 | 7月2日ごろ | 92 |
1963年 | 6月15日ごろ | 49 |
1964年 | 6月25日ごろ | 123 |
1965年 | 6月29日ごろ | 177 |
1966年 | 6月14日ごろ | 179 |
1967年 | 6月19日ごろ | 127 |
1968年 | 6月25日ごろ | 76 |
1969年 | 6月29日ごろ | 166 |
1970年 | 6月18日ごろ | 120 |
1971年 | 6月10日ごろ | 34 |
1972年 | 6月20日ごろ | 129 |
1973年 | 6月18日ごろ | 82 |
1974年 | 6月30日ごろ | 140 |
1975年 | 7月6日ごろ | 129 |
1976年 | 7月9日ごろ | 92 |
1977年 | 6月28日ごろ | 92 |
1978年 | 6月15日ごろ | 112 |
1979年 | 6月19日ごろ | 125 |
1980年 | 6月10日ごろ | 59 |
1981年 | 6月17日ごろ | 72 |
1982年 | 7月6日ごろ | 95 |
1983年 | 6月20日ごろ | 95 |
1984年 | 6月18日ごろ | 69 |
1985年 | 6月21日ごろ | 84 |
1986年 | 6月21日ごろ | 73 |
1987年 | 6月26日ごろ | 138 |
1988年 | 6月28日ごろ | 120 |
1989年 | 6月24日ごろ | 108 |
1990年 | 6月19日ごろ | 128 |
1991年 | 6月26日ごろ | 41 |
1992年 | 6月26日ごろ | 103 |
1993年 | 6月25日ごろ | 57 |
1994年 | 6月23日ごろ | 103 |
1995年 | 7月1日ごろ | 123 |
1996年 | 6月10日ごろ | 102 |
1997年 | 6月20日ごろ | 99 |
1998年 | 6月18日ごろ | 172 |
1999年 | 6月23日ごろ | 68 |
2000年 | 6月20日ごろ | 52 |
2001年 | 6月21日ごろ | 137 |
2002年 | 6月21日ごろ | 58 |
2003年 | 6月20日ごろ | 70 |
2004年 | 6月23日ごろ | 92 |
2005年 | 6月27日ごろ | 169 |
2006年 | 6月20日ごろ | 123 |
2007年 | 6月21日ごろ | 100 |
2008年 | 6月17日ごろ | 75 |
2009年 | 7月6日ごろ | 93 |
2010年 | 6月19日ごろ | 87 |
2011年 | 6月9日ごろ | 129 |
2012年 | 6月23日ごろ | 110 |
2013年 | 6月11日ごろ | 87 |
2014年 | 6月26日ごろ | 120 |
2015年 | 6月8日ごろ | 72 |
2016年 | 6月16日ごろ | 75 |
2017年 | 6月22日ごろ | 110 |
2018年 | 6月23日ごろ | 75 |
2019年 | 7月10日ごろ | 131 |
2020年 | 6月12日ごろ | 168 |
2021年 | 7月3日ごろ | 140 |
2022年 | 6月20日ごろ | 214 |
2023年 | 6月25日ごろ | 63 |
平 年 | 6月21日ごろ |
平均では6月21日ごろに梅雨明けし、期間としては約40日程度続くことになります。ちょうど、本州が梅雨シーズンに突入し始めたタイミングで梅雨明けするのが特徴です!
石垣島の梅雨の特徴
石垣島の梅雨は、タイミング以外でも本州と異なるポイントがあります。石垣島の梅雨の主な特徴として、以下があります。
- 1日中雨が降り続けることは少ない
- 短時間で雨が降ったり止んだりする
- 気温は30℃近くまで上昇する場合がある
- 風通しの良い服装が最適
- 曇りでも紫外線対策が必要
各特徴について、詳しく見ていきましょう。
1日中雨が降り続けることは少ない
一般的な梅雨のイメージとして、ジメジメとして雨が断続的に降り続くことを連想しがちです。ただし、石垣島の梅雨は一日中雨が降り続けることは稀です!
途中で晴れ間が見えることも多く、雨が降っていてもしばらく待てば止むこともしばしばです。
短時間で雨が降ったり止んだりする
石垣島では、雨が降り続けない代わりに短時間でスコールのような降り方をするケースが多いです。スコールでは概ね3時間程強い雨が降りますが、逆にスコールが過ぎれば晴れ間が広がる特徴があります。
ただし、気象予報ではスコールを発見しにくく、予定外の雨に祟られるケースも多いです。雨雲レーダーなど、局所的な予報を参考にすると良いでしょう。
気温は30℃近くまで上昇する場合がある
石垣島では、梅雨時期とはいえ晴れたタイミングでは気温が上昇します。日によっては最高気温30℃を超えるケースもあるので、暑さ対策が必要です。
ジメジメやムシムシした感覚ではないので、比較的過ごしやすい特徴がありますが、こまめな水分補給を心がけましょう!
風通しの良い服装が最適
石垣島の梅雨シーズンは、風通しのよい服装で過ごすのがおすすめです。これは、先に紹介したように30℃近い気温となる場合が多いためです。
また、平均気温は25℃近くもあるので基本的には長袖の用意は不要です。どうしても心配な場合は、軽く羽織れるバッカブルな上着があると良いでしょう!
曇りでも紫外線対策が必要
石垣島の梅雨シーズンでは、曇りであっても紫外線が多く降り注ぎます。本土の8月と比較してもUV量はとても高く、紫外線対策は常に考えておく必要があります。
定番の日焼け止めや日よけの帽子、傘などを用意して、日焼けしないように注意しましょう!また、どうしても日焼けしたくない方は長袖・長ズボンを着用してください。
石垣島の梅雨シーズンに観光するメリット
石垣島の梅雨シーズンに観光することで、以下のようなメリットがあります。
- 観光客が少なくリーズナブルに旅行できる
- 観光客が少なめで混んでいない
- 台風の到来が少ない
各メリットについて、詳しい解説します。
観光客が少なくリーズナブルに旅行できる
石垣島に多く観光客が集まるのが、夏シーズンです。これは、長期な休みを取りやすく本州のように猛暑日となるケースが少ないため、意外と過ごしやすいことが理由となります。
また、ゴールデンウィークも人気のタイミングとなりますが、一方でゴールデンウィーク後から夏シーズンまでの間は、梅雨シーズンと重複するためあまり人気がありません。
通常、航空賃やホテル代はハイシーズンと通常シーズン、閑散期で異なるものです。ハイシーズンは料金が格段に上昇する一方で、閑散期は平均よりも安くなります。
梅雨シーズンは、閑散期に近い状態となるためリーズナブルに旅行できる点が魅力的です。
観光客が少なめで混んでいない
石垣島の梅雨シーズンは観光客が少なめであるため、人気の観光スポットも混雑するケースが少ないです。よって、スムーズに観光できるメリットがあります。
また、石垣島では時間帯と場所によっては渋滞が発生します。石垣島の渋滞スポットとして、市街地の中心部が有名です。
市街地には石垣港や空港へのアクセス道路があり、商店街や飲食店が集まる通りもあるため混雑する傾向があります。ただし、梅雨シーズンであれば観光客が少なめで混雑しにくい点が魅力的です。
台風の到来が少ない
石垣島を観光する際に、最も気にしなければならないのが台風です。台風に直面すると、飛行機が欠航となりそもそも石垣島に来島できない場合が多いです。
また、来島中に台風に直面すると身の危険を及ぼすと同時に、各種交通機関の乱れが生じて滞在期間が延びるリスクもあります。さらに、本来観光したかった場所が雨風の影響で休業になったり閉鎖になったりして、観光できないケースもあるでしょう。
そこで、なるべく台風が上陸する可能性が低い時期に観光するのがおすすめです。石垣島に台風が上陸する可能性のが高い時期は7月から10月にかけてであり、梅雨シーズンに上陸するのは稀です。
よって、台風の影響を受けずに計画通り観光を楽しみやすいメリットがあります。
石垣島の梅雨シーズンに観光するデメリット
石垣島の梅雨シーズンに観光する際のデメリットとして、以下2点が挙げられます。
- 雨が降りやすいので晴れたタイミングで楽しめる観光がしにくい
- 意外と紫外線が強いので油断して日焼けしがち
各デメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください!
雨が降りやすいので晴れたタイミングで楽しめる観光がしにくい
石垣島の梅雨は、雨がずっと降り続くわけではありません。ただし、スコールのように短時間に集中して降る傾向があり、なかなかタイミングが読みにくいです。
石垣島では、綺麗な星空を見ることができる体験イベントなどが利用できます。ただし、雨が降っていると残念ながら星空をみることができません。
どうしても晴れたタイミングで観光を楽しみたい場合は、7月に観光するのがおすすめです。
意外と紫外線が強いので油断して日焼けしがち
先に紹介したとおり、石垣島の梅雨シーズンでは曇りであっても意外と多くの紫外線が降り注ぎます。曇っているからと言って紫外線対策を怠ると、日焼けしてしまうケースもあるので要注意です!
石垣島の梅雨シーズンにおすすめの観光スポットやイベント7選
石垣島の梅雨シーズンは、どうしても雨の影響も考えて観光を計画する必要があります。そこで、雨でも楽しみやすいスポットやイベントとして、以下をおすすめします!
- 川平湾
- シャニシャニビーチ
- 大崎ビーチ
- 石垣島鍾乳洞
- シーサー手作り体験工房スリーリトルバード
- ユーグレナモール
- 海神祭(ハーリー)
各観光スポットやイベントについて、詳しく見ていきましょう。
川平湾
川平湾とは、石垣島の市街地から車で40分程度の位置にある観光スポットです。島の北西部に位置しており、いつも観光客で賑わっている人気の景勝地として知られています。
旅行の利便性や魅力を基準として選定されている「ミシュラングリーンガイドブック」において、川平湾は3つ星に選ばれたことでも有名です!透明度の高いエメラルドグリーンの海が魅力的であり、また白一色の砂浜がきれいなコントラストを描いています。
サンゴ礁と熱帯魚の生息地としても有名であり、後述するグラスボートを筆頭にアクティビティも充実しています。ただし、川平湾は潮の流れが早い関係上、基本的に遊泳が禁止されているので注意しましょう。
雨の日でも美しい風景を楽しめる川平湾は、絶対に欠かせない場所としておすすめです!川平湾については、以下の記事でも詳しく解説しています。
川平湾観光の究極ガイド:絶景スポット3選とおすすめグラスボートツアーを紹介!
シャニシャニビーチ
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シャニシャニビーチとは、石垣島ビーチホテルサンシャインの目の前にあるビーチのことです。シャニシャニとは、八重山方言で「こころうきうきわくわく」という意味があります。
シャニシャニビーチでは、正面に竹富島が西に小浜島や西表島を望むことができます。また、夕陽に染まる南海の海と同時に、島々を眺めることができ幻想的な風景が広がっているのが特徴です!
波が穏やかであり、透明度の高い海とどこまでも延びるように広がる海岸線も印象に残ります。各種アクティビティを楽しめて、特にバナナボートが人気です!
星の砂が見つかるビーチを散策するだけでも楽しく、スコールが発生した際には石垣島ビーチホテルサンシャインに宿泊していれば雨にぬれずに風景を楽しめますよ。
大崎ビーチ
大崎ビーチは石垣島の北西部に位置し、屋良部半島の南西に位置する最西端のビーチとして知られています。電信屋跡の裏側に広がっており、他のビーチとはまた違う趣があるのが特徴です。
水の透明度も高くて白い砂浜が綺麗であり、浅場のサンゴが非常に美しい穴場スポットとなっています。シャワーやトイレなどの施設が不足しているデメリットがあるものの、風が強く波が荒い日であっても穏やかで安心して遊べる点も魅力的です!
ウィンドサーフィンやキャンプを楽しめるので、アクティビティを楽しみたい方にも向いています。
石垣島鍾乳洞
石垣島鍾乳洞は、雨の日でも問題なく観光できるスポットとして特に有名です。石垣島鍾乳洞は20万年もの時を重ねて、自然が造り出された石垣島最大の鍾乳洞として知られています。
鍾乳石の自然美だけでなく、鍾乳洞イルミネーションの幻想的な輝きが印象的です!また、滴る水の音を楽しむ水琴窟など、ヒーリングスポットも存在します。
全長3.2kmの大きな鍾乳洞ですが、実際に後悔されているのは660m程度です。それでも、見どころ満載であり多くの観光客に愛されています。
シーサー手作り体験工房スリーリトルバード
沖縄と言えば、シーサーが有名な存在です。シーサーとは沖縄の方言で獅子を意味しており、エジプトのスフィンクスがルーツであると言われています。
1体ではなく対にして2体で置くのが基本であり、村や町、家を守る守護神して飾られます。シーサーはお土産としても人気であり、沖縄では手作り体験できる施設があるのです。
シーサー手作り体験工房スリーリトルバードでは、石垣島のシーサー作り体験やシーサー色絵付け体験が可能です。作った作品は、全て当日持ち帰ることができます。
ユーグレナモールのすぐそばにあって、アクセスも良好です!キッズスペースもあるので、家族連れで体験するのも良いでしょう。
ユーグレナモール
ユーグレナモールは、石垣離島ターミナルにほど近い位置にあるアーケード街のことです。公設市場を中心として、おみやげ店やファッションショップ、飲食店などもあるので、観光客だけでなく地元民も多く利用しています。
ユーグレナモールは、中央通りと銀座通りがあり、それぞれに趣が異なります。アーケード街なので、雨の日でも気にすることなくお買い物できるのが良いですね!
お買い物しながらグルメを楽しんだり、ここでしか購入できないお土産を購入したりして楽しみましょう。
海神祭(ハーリー)
海神祭(ハーリー)とは、旧暦5月4日に漁業関係者が海上平穏や豊漁を祈願し、ハーリー船を用いておこなわれる競漕のことです。明治時代に沖縄本島から伝わった行事であり、長い歴史があります。
ハーリーの鐘がなると梅雨が明けると言われるなど、梅雨とも密接な関係があります。石垣市役所との共催で一般参加可能な爬龍船競争も実施されるのも特徴です。
石垣島の梅雨シーズンでも遊べるアクティビティ6選
石垣島の醍醐味として、美しい海をより楽しめるアクティビティが多く提供されている点が挙げられます。また、古き良き風景や大自然を満喫できるアクティビティも多いです!
ここでは、梅雨シーズンでも遊べるアクティビティを以下6つ紹介します。
- グラスボート
- シュノーケリング
- カヌー
- SUP
- 水牛車
- ジャングルナイトツアー
各アクティビティの魅力的なポイントについて、詳しく解説します。
グラスボート
グラスボートは、船底が透明な素材でできた船で、クルージングしながら海洋生物を見ることができるアクティビティです。アクティビティと言ってもただ乗船しているだけであり、小さな子どもでも利用できる点が魅力的です!
石垣島の海はどこも澄んでおり、綺麗な魚やサンゴなどを手軽に観察できます。特に、川平湾のグラスボートは人気で、ブルーコーラルでもリーズナブルな費用でグラスボート体験を楽しめるプランをご用意しています。
また、屋根付きの船を利用するため、雨の日でも濡れることなく楽しめますよ。川平湾のグラスボートは、以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
川平湾で楽しめるアクティビティを4選紹介!【シュノーケル/グラスボート/SUP(サップ)/カヌー】
シュノーケリング
シュノーケリングとは、シュノーケルと呼ばれる空気を吸い込むための器具と水中マスク、フィンを装着して、水面や浅瀬を遊泳するアクティビティです。海に潜るアクティビティとしてはダイビングが有名ですが、ライセンスが必要になったり小さな子どもが遊べないなどのデメリットがあります。
その点で、シュノーケリングは比較的簡単にマスターでき、ライセンスも不要なので敷居が低い点が魅力的です!使用する器具は気軽にレンタル可能であり、体験ツアーも多く開催されています。
石垣島では、3月には海開きが行なわれるため、梅雨シーズンでもウェットスーツなどの厚着をしなくても楽しめますよ!シュノーケリングができるか不安な場合でも、ツアーに参加すればインストラクターが付く場合が多いので、すぐにマスターできるでしょう。
カヌー
カヌーとは、パドルを使用して水をかきながら前進する小船のことを指します。カヌーは、大きくカナディアンカヌーとカヤックに分類され、それぞれに特徴が異なります。
カヌーの場合、複数人が乗船して力を合わせて漕ぎながら遊べるため、もしうまく漕ぐことができない人がいてもフォローし合えば海上や川の風景を楽しむことができます。石垣島のカヌースポットとしては、特に宮良川がおすすめです!
マングローブを潜り抜けるように遊べて、地上とはまた違った楽しみ方ができますよ。
SUP
SUPとは、スタンドアップパドルボードの略称であり、ハワイ発祥のウォーターアクティビティとして人年人気です。SUPはサーフボードより少し大きいボードの上に立って、パドルを漕いで移動できます。
1人乗りのボードで楽しむアクティビティであり、一見すると非常に難しいイメージがあるかもしれません。ただし、実際には少しレクチャーを受ければ比較的簡単にマスターすることができますよ!
SUPのおすすめスポットしては、石垣島でも屈指の幻想的な雰囲気がある青の洞窟です。青の洞窟ではSUPツアーが多く開催されており、記念撮影してもらえるプランも多く存在しますよ。
水牛車
アクティビティとは若干異なるものの、水牛車もぜひ乗ってもらいたい石垣エリアのおすすめです。八重山諸島の由布島と西表島の間の海は、400m程度と非常に近く遠浅で満潮時でも深さは1mほどです。
歩行しても歩いて移動できる距離感ですが、観光用の移動手段として水牛車が利用されています。水牛車を利用すれば、簡単かつきれいな風景を楽しみながら移動できるアクティビティとして人気です。
大きな角をもつ水牛の迫力やパワフルさを、間近で体感することができますよ。
ジャングルナイトツアー
八重山地方は亜熱帯海洋性気候であるため、石垣島でもいたるところにジャンルのように木々が生い茂る場所が点在しています。ジャングルを冒険するように楽しめるアクティビティも多くあり、特にジャングルナイトツアーがおすすめです!
八重山諸島の夜行性の生物が活発化する時間帯に、ウォーキングでジャングルを散策できるツアーが特に人気となっています。また、星空鑑賞できるツアーもセットになっている場合がありますが、あいにく雨の日は見れない可能性もあるので注意しましょう。
石垣島の梅雨に関するよくある質問
ここでは、石垣島の梅雨に関するよくある質問を紹介します。
スコールをうまく回避する方法は?
石垣島では、長期間にわたり断続的に雨が降る機会は少ないものの、スコールのようにざっと多く降る傾向にあります。スコールは通常の天気予報ではなかなか予測しにくいため、雨雲レーダーを活用するのがおすすめです。
雨雲レーダーとは、水平方向に360度回転するアンテナより電波を空中に向けて発射して、雨雲から反射してくる電波を捉えて方向や距離、雨や雪の強さを観測する仕組みのことです。雨雲レーダーは、各種天気予報アプリなどでデータを取得でき、急に発生したスコールをある程度事前に予測できます。
アプリは無料で利用できるものが大半であり、ぜひ活用してください。
傘は常に持っておいた方が良い?
急な雨に供えて、傘は常に自残しておくと良いでしょう!ただし、傘を持ち歩くのは結構大変であり、置き忘れてしまうリスクもあります。
そこで、折り畳み傘を用意しておくのが良いでしょう。また、かさばらないレインコートなどを用意しておくのもおすすめです。
梅雨シーズンで楽しめるグルメはある?
石垣島では、梅雨のシーズンに本マグロが多く水揚げされます。本マグロは4月から6月が旬であり、石垣島の名物の一つとなっています。
また、キハダマグロは通年水揚げされており、美味しいと評判です!ほかにも、魚介類としては一部地域に限定されるものの、カツオが水揚げされて名物となっています。
果物では、石垣島の梅雨シーズンにピーチパインが最盛期を迎えます。普通のパイナップルより酸味が少なく、多糖なピーチパインはそのまま食べてもおいしいですし、ジュースの素材としても最適ですよ!
雨で中止になるアクティビティはある?
基本的に、石垣島で遊べるアクティビティでスコールなどによって中止になるものはありません。ただし、暴風や高波を伴う場合は危険なため中止になるものがあります。
開催基準については、各種規約に記載されており、ホームページで実施可否がチェックできるアクティビティもあるので活用しましょう。
あえて梅雨シーズンに石垣島を観光するのはアリ!
一般的に、梅雨と聞くとネガティブなイメージを持たれがちです。確かに、石垣島でも梅雨シーズンには急な雨が降ることもあり、予定通り観光を楽しめないケースもあります。
ただし、瞬間的に降るケースが多く台風のように暴風を伴わないため交通機関の乱れまでは発生しないケースが大半です。梅雨を敬遠して観光客が少なめであるため、安く旅行を楽しみたい場合に最適なタイミングと言えます!