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石垣島でダイビングするならどの海?出会える生き物は?見どころや楽しみ方のコツを解説します!

海に囲まれた石垣島には、数えきれないほどたくさんのダイビングスポットがあります。

ダイビングスポットの中には、観光地やホテル、市街地からアクセスの良い場所も多いです。

今回は、現地の人々にも人気なダイビングスポットをエリア別に紹介します!

それぞれの海の特徴や、ダイビング中に出会える生き物も知っておきましょう!

石垣島でダイビングにおすすめなスポットはどこ?エリア別に紹介します!

石垣島には、ダイバーに人気のスポットが多数あります!

石垣島でダイビングするのにおすすめなスポットを、エリア別に紹介します。

  • 川平湾周辺のダイビングスポット
  • 名蔵湾周辺のダイビングスポット
  • 竹富島周辺のダイビングスポット
  • 平久保崎周辺のダイビングスポット
  • 黒島周辺のダイビングスポット

観光プランやホテルの位置に合わせて、ダイビングに行く場所を選びましょう。

川平湾周辺のダイビングスポット

グラスボートで有名な川平湾周辺の海には、サンゴ礁と熱帯魚が生息しています。

川平湾周辺にあるダイビングスポットは、以下などが有名です。

  • 川平石崎マンタスクランブル
  • 吉原アーチ(シードー)
  • マンタシティポイント
  • 山原(やんばれ)
  • 米原Wリーフ(フカピー)
  • 樹下美人(じゅかびじん)
  • 底地(すくじ)グルクンの根 など

マンタとつくダイビングスポットでは、その名の通りマンタに出会える可能性が高いです!

どのスポットも最大水深は10〜25mほどで、水の流れもほとんどありません。

樹下美人や荒川Wアーチでダイビングすると、色鮮やかなサンゴ礁や回遊魚の群れと出会えます。

名蔵湾周辺のダイビングスポット

名蔵湾周辺の海の中には、まるでダイバーのために作られたかのような美しい地形が広がります。

名蔵湾周辺でダイビングするなら、以下のスポットをチェックしましょう!

  • ハーガッター
  • アカククリパラダイス
  • マッシュⅡ

『ハーガッター』や『マッシュⅡ』は、水深が浅めで初心者でも楽しめるダイビングスポットです。

カクレクマノミやネオンテンジクダイが生息しており、冬場は熱帯魚たちがサンゴ礁へ産卵にやってきます。

最大水深が30mと深い『アカククリパラダイス』では、50匹以上のアカククリが群れになって泳いでいる姿を観測できます。

竹富島周辺のダイビングスポット

竹富島の周辺には、観光地の近くにダイビングスポットがたくさんあります。

中でも以下のスポットは、初心者でも潜りやすいと有名です!

  • 竹富島南ビタローの根
  • 竹富島ジャガリコの根
  • ミルキーウェイ

『竹富島南ビタローの根』には、青と黄色の模様が特徴的なヨスジフエダイという小さな魚が生息しています。

『竹富島ジャガリコの根』は、ジャガイモのようなコモンシコロサンゴが大きな岩のように連なるダイビングスポットです。

“ザ・石垣の海”と呼ばれている『ミルキーウェイ』では、スズメダイやウミウシといった小さな生物にも出会えます。

平久保崎周辺のダイビングスポット

灯台からの綺麗な眺めで有名な平久保崎周辺の海は、青く煌びやかでサンセットツアーも人気です。

平久保崎周辺には、以下のおすすめダイビングスポットがあります。

  • 平久保灯台下
  • 平野インリーフ
  • ハナダイの根

『平久保灯台下』では、オレンジと白色に光り輝くカスミチョウチョウウオの大群に出会えるチャンスがあります!

『平野インリーフ』は最大水深13mと比較的浅く、大きなサンゴの塊から顔を覗かせる回遊魚たちが色鮮やかで美しいです。

『ハナダイの根』では、真っ赤に輝くハナダイの群れが生息しており、深い場所にはナポレオンフィッシュという青くて大きな魚も生息しています。

黒島周辺のダイビングスポット

長いビーチが続く黒島周辺の海は、透明で自然が豊かです。

黒島周辺でおすすめなダイビングスポットは、以下の通りです。

  • 黒島キンメの根
  • 黒島テラピー
  • 黒島Ⅴ字ポイント
  • トカキンの根

初心者にもおすすめな『黒島キンメの根』では、キンメモドキやスカシテンジクダイが群れをなして泳いでいます。

最大水深8mと浅い『黒島テラピー』は、のんびり浮遊しながら回遊魚やハナヒゲウツボを観測できるスポットです。

中級者以上向けコースで知られる『黒島Ⅴ字ポイント』には、V字とドロップオフの地形の間に色とりどりの回遊魚が生息しています。

水の流れが速い『トカキンの根』では、イソマグロやバラクーダ、アジといった比較的大型な魚の群れを観測できます。

石垣島のダイビングでは様々な海洋生物に出会える!どんな生き物がいるかチェックしよう!

石垣島の海でダイビングすると、あたり一面に美しい海の世界が広がります!

海の世界の中では、以下の生き物に出会えるチャンスがあります。

  • サンゴ
  • ハナゴイ
  • クマノミ
  • ウミガメ
  • マンタ
  • スカシテンジクダイ
  • フグ
  • ウミウシ

これらの生き物を見つけたら、記念写真を撮って世界に一つだけの思い出を作りましょう!

サンゴ

石垣島の海と聞くと、魚と一緒にまず連想するのがサンゴ礁。

どのダイビングスポットでも、赤や黄色、オレンジやピンクといったカラフルなサンゴ礁が広がっています。

サンゴ礁は熱帯魚や海洋生物が産卵に訪れる場所でもあり、時期によっては魚たちの頻繁な出入りが見られます。

サンゴの持ち帰りは禁止されているビーチが多いので、欲しい人は観光客向けのショップで購入するのもおすすめです。

ハナゴイ

ハナゴイ(花鯉)は、頭部や体側には美しい模様や縞が見られる綺麗な熱帯魚です。

大きさは数十センチメートルと小柄で、ダイビング中に群れを見かけることもあります。

全身を覆う紫色のウロコは、青とサンゴ礁の色で染まる海の世界を明るく照らしています。

クマノミ

クマノミは、橙色のボディに入った白い線が特徴的な魚です。

通常はサンゴの中で生活しており、比較的水深が浅い箇所でもちらほら見かけます。

ディズニー映画『ファインディング・ニモ』の主人公として起用された魚です。

周辺には『ファインディング・ニモ』に登場したナンヨウハギ(ドリー)やクラッシュ(ウミガメ)も生息しているので、ディズニー好きは必見です!

ウミガメ

石垣島周辺の海には、至る所にウミガメが生息しています。

ウミガメは大人になると全長1mを超えるほか、寿命も数十年〜数百年と長いです。

海開きの時期はウミガメと一緒に泳げるチャンスも多く、中には遭遇率80%以上を謳っているツアーも!

シュノーケルやダイビングのウミガメ観測ツアーも多いので、気になる人はチェックしましょう!

マンタ

ゆるやかにダイビングスポットを泳ぐマンタ(エイ)は、「海の優しい巨人」とも呼ばれる生き物です。

翼の先端から先端までの幅が約5〜7メートルと大きく、人間の顔のように見える鼻孔も特徴的です。

春から夏にかけての石垣島では、マンタ観測ツアーも頻繁に開催されています。

水中カメラを準備して、マンタとの記念写真を撮影してはいかがでしょうか。

スカシテンジクダイ

スカシテンジクダイは、銀色に光り輝く回遊魚です。

ダイビング中には、数百匹単位で群れをなして泳いでいる姿を見かけます。

その姿はまさに魚群そのもので、大きくて色鮮やかなサンゴ礁の塊すらも覆い隠します。

フグ

石垣島の海でダイビングすると、フグに出会えるチャンスもあります。

沖縄に生息しているフグは、黄色いラインと白い水玉模様が特徴的です。

運が良いと、膨らんでまんまるになっているフグに出会える可能性も。

フグはダイビングでも出会えるほか、ルアー釣りでもハリセンボンと並んで釣れやすい魚です。

ウミウシ

ウミウシは、カレイのように平べったい体から数本のツノが生えている見た目が特徴的。

色合いは豊富で、水色や黄色、青色や紫色など様々です。

サンゴ礁の塊の陰に隠れていることも多いので、ダイビング中に探してみるのも面白いですよ。

アオミノウミウシなど、一部のウミウシは毒を持っているので注意しましょう。

石垣島のダイビングに必要なアイテムは?それぞれの役割や値段の相場も解説します!

石垣島でダイビングするのに必要なアイテムは、現地で購入したり、レンタルしたりできます。

せっかくだから自前で道具を揃えたい!と考えている人は、以下7つのアイテムを準備しましょう!

  • 水着
  • ウェットスーツ
  • シュノーケル
  • マスク
  • フィン
  • メッシュバッグ
  • 水中カメラ

それぞれのアイテムの役割や値段の相場を知っておくと、こだわるポイントや予算を考えやすくなりますよ!

水着

石垣島でダイビングするときは、まずなんと言っても水着が欠かせません。

まずは水着を着てから、その上からダイビングスーツを着用しましょう。

日差しが強く、気温の高い石垣島の海でダイビングするなら、速乾性のある素材が理想的です。

値段の相場は幅広く、1,000円程度で買えるものから、1万円以上するものまであります。

海が好きな人は、マリンライフのパートナーとなるお気に入りのデザイン、ブランドのものを選びましょう。

ウェットスーツ

ウェットスーツは、直射日光や肌の乾燥からあなたの身を守るアイテムです。

保温効果もあるので、乾燥による肌荒れを回避する役割もあります。

クラゲなど弱い毒を持つ生物に刺されたときの対策にもなるので、ダイビングするときは必ず準備しましょう。

ウェットスーツの厚さは、3mmから5mmが一般的です。

値段の相場は8,000円〜20,000円ほどで、良いものを選ぶ場合はこれ以上のお金がかかります。

ウェットスーツを購入したい人は、使用頻度やこだわりに応じて適切なものを選びましょう。

シュノーケル

シュノーケルは、水面から息継ぎをする際に使用する道具です。

水の中で溺れないようにするための道具で、多くのショップではマスクや水中ゴーグルとセットで売られています。

ダイビングで使用するシュノーケルを選ぶ場合、シリコン素材の口パッドが顔にフィットするものが理想的です。

値段の相場は3,000〜5,000円と安めなので、シュノーケリング用に一つ持っておくのも良いですね。

マスク

ダイバーが使うマスクは、目を海水から守り、海の世界を見るときの視界を良くするアイテムです。

シュノーケルと一体型になっているモデルもあり、ダイビングとシュノーケリング向けのものがあります。

10m以上の深い場所へ潜るときは、必ずダイビング向けのマスクを購入しましょう。

ダイビング向けマスクの値段相場は、8,000〜15,000円ほどです。

ダブルチューブタイプのものもあるので、用途に応じて選びましょう。

フィン

フィンは「魚のひれ」という意味で、アヒルの足のような形をしているアイテムです。

足を漕いで進むための器具で、潜水中の推進力を支えます。

フィンの形はいくつかあるので、実際に試着したのちに、足にフィットしやすく操作性が良いものを選びましょう。

フィンの値段相場は、3,000〜8,000円ほどです。

自由にペイントできるフィンを売っているショップもあるので、デザインにこだわりたい人はチェックしましょう。

メッシュバッグ

メッシュバッグは、ダイビングやシュノーケリングの際に、装備や持ち物をまとめる道具です。

防水性能があり、通気性も高いため、水中カメラなどのアイテムをコンパクトに収納できます。

メッシュバッグの値段は大きさによって異なり、相場は1,000〜5,000円ほど。

深い場所までダイビングで潜りたい人は、水を切り離しやすい素材のものを選びましょう。

水中カメラ

上記の道具を調達したら、同時に水中カメラも用意しましょう。

水中カメラは、その名の通り水中での写真や動画撮影に使用するカメラです。

簡単に操作できるものも多いので、狙っている魚や生き物を見かけたら、すぐにシャッターを押しましょう!

浅い場所の場合、防水スマホでも撮影は可能ですが、紛失のリスクもあるのでおすすめはできません!

水中カメラの値段の相場は、7,000〜20,000円ほどです。

一眼レフカメラほど高くはないので、リーズナブルな値段でも十分良いものを購入できますよ。

石垣島のダイビングに関してよくある質問

石垣島のダイビングについて、よくある質問をまとめました。

  • 石垣島の海は何mまで潜れる?
  • 石垣島の海開きシーズンはいつ?
  • ダイビングの道具を持っていなくても大丈夫?
  • 石垣島でダイビングするのに必要な時間はどれくらい?
  • 泳げなくてもダイビングできる?

勘違いや疑問が思わぬトラブルに繋がらないよう、不安な点は事前に解決しましょう!

石垣島の海は何mまで潜れる?

石垣島の海の深さは場所によって異なり、最大で30mほど潜れるスポットもあります。

初心者向けスポットでも、成人なら10〜15mほど潜ることが可能です。

ちなみに人間がダイビングで潜れる深さは、56メートルが最大となっています。

56メートル以上潜ると酸素中毒となり、命を落とす危険性があるためです。

石垣島の海開きシーズンはいつ?

石垣島の海開きシーズンは、通常毎年3月中旬〜11月中旬です。

春から秋にかけて20℃前後の気温がある石垣島では、合計9ヶ月もの間海を楽しめます。

冬のシーズンでも、海に立ち入ったり、泳いだりすること自体は可能です。

しかし、海開き以外の時期には海水浴場に監視員がいないスポットもあります。

冬の海はクラゲも多く、身体が冷えやすいので、現地の人でも泳ぐ人は多くありません。

ダイビングの道具を持っていなくても大丈夫?

ダイビングで必要な道具は、持っていなくても現地でレンタル可能です。

水着さえ着ていけば、他の道具は時間ごとに有料でレンタルできるので、1回の旅行のために買い揃える必要もありません。

石垣島にはドンキホーテもあるので、現地でダイビング関連のアイテム を購入することもできます。

石垣島でダイビングするのに必要な時間はどれくらい?

石垣島でダイビングするのに必要な時間は、おおよそ1〜3時間ほどです。

ダイビングスポットまでの移動距離や時間も考慮して、全体で3〜4時間ほどの時間を確保しておきましょう。

泳げなくてもダイビングできる?

結論から言うと、泳げないからダイビングを楽しめないなんてことはありません!

泳げるに越したことはないものの、泳げない人でもダイビングの道具の機能でそれなりに潜れます。

海に潜るのが怖い人には、浅い位置から海の中を覗けるシュノーケリングがおすすめです。

まとめ/石垣島のダイビングで海の生き物たちと出会おう

石垣島には、100箇所を越えるダイビングスポットがあります。

どのダイビングスポットも、カラフルなサンゴ礁や色とりどりの魚と出会える魅力的な世界です。

生息している生き物の数は底知れず、石垣島の住民でも把握できないほど。

ウミガメやマンタなど、普段は水族館でしか出会えない生き物と記念撮影できるチャンスもあります!

石垣島では、ダイビングで必要な道具をレンタル可能で、値段もリーズナブルです。

水中カメラを使って、海の中であなただけの思い出の一枚を撮影しましょう。