石垣島鍾乳洞はどんな所?見どころやおすすめ周辺スポットを紹介!
石垣島鍾乳洞は、幻想的な空間や滴る水の音を楽しめる鍾乳洞で、多くの観光客が足を運んでいます。
石垣島旅行を計画している方にとって「どんな鍾乳洞なのか」「周辺におすすめのスポットはあるのか」など気になっていませんか。
そこで本記事では、石垣島鍾乳洞の見所や行き方だけでなく、周辺のおすすめスポットなどを紹介します。
日本最南端の石垣島鍾乳洞はどんな所?
石垣島鍾乳洞は、20万年以上の歴史を重ねて自然が創り出した日本最南端で石垣島最大級の鍾乳洞です。
一人旅から家族旅行、団体での観光など人数に関係なく、絶景を堪能できるおすすめのスポットです。
歴史を重ねるごとに形成される規模が大きくなっていて、変わった鍾乳石や化石など見所に溢れています。
見所についての詳細は後ほど詳しく紹介しますが、幻想的な空間や滴る水の音を楽しめるので、五感で堪能できるのが魅力の1つです。
自然と人工の調和を堪能できるようなイルミネーションも開催されているので、写真映えスポットでもあります。
石垣島鍾乳洞ならではの見所
石垣島鍾乳洞ならではの見所を3つに厳選してご紹介します。
- 神々の彫刻の森
- イルミネーション
- トトロ鍾乳石
おすすめポイントを順番に紹介していきます。
1.神々の彫刻の森
神々の彫刻の森は、長さ40m・幅20m・高さ6mの広場で、10mある大石柱を中心にして無数の鍾乳石が広場内を囲っています。
鍾乳石はまるで人工物(彫刻物)と思わせるようなビジュアルで、神秘的な光景が広がっています。
自然が創り出した美しさから「神々の彫刻の森」と名付けられました。
2.イルミネーション
石垣島鍾乳洞内でおすすめのイルミネーションスポットは「仙境の広場」です。
上下から伸びるように石柱が広がっていて、鍾乳石の輝きとのコラボレーションが堪能できます。
写真映えスポットの1つで、幻想的な空間が広がっています。
実は鍾乳洞でイルミネーションが堪能できるのは、石垣島鍾乳洞が世界初です。
20年以上の歴史とイルミネーションとのコラボレーションから、どこかファンタジーさを感じられる空間です。
3.トトロ鍾乳石
トトロ鍾乳石は、ジブリ作品の1つ「となりのトトロ」に出てくるトトロに似た形状になっている鍾乳石です。
丸くて大きい鍾乳石から耳を思わせるような2本の細い鍾乳石が形成されているのが特徴的です。
さらに、一般的な鍾乳石は10〜30年かけてゆっくりと1mmずつ成長しているのに対し、石垣島鍾乳洞の鍾乳石は、倍以上の早さで成長します。
3年で1mmの早さで成長していて、石垣島の亜熱帯気候と雨量が影響しているとされています。
出口に近い位置にトトロ鍾乳石があるので、感動と驚きを味わえます。
石垣島鍾乳洞を楽しむための行き方や所要時間
ここからは石垣島鍾乳洞に行こうと考えている方に向けて、行き方や所要時間を紹介します。
1.行き方
石垣島鍾乳洞へは、車かバスで移動しましょう。
車での移動
石垣市街地から約8分
新石垣空港から約30分
駐車場 35台(無料)
※慣れない地域での運転が不安な方は、石垣島市街地からタクシー移動するのがおすすめです。
バスでの移動
路線(西回り一周線・吉原線・西伊原間線)
移動時間 約15分
下車地 八重山自然村入口から徒歩約10分(移動距離約800m)
2.所要時間
石垣島鍾乳洞は、多くの見所がありますが全行程30分前後で見学できます。
鍾乳洞内の気温も、1年中22〜23℃を保っています。
注意点として、雨の日は滑りやすくなっているので、歩きやすくて履き慣れた靴で見学するのがおすすめです。
夏場は特に寒さを感じてしまう方も多いので、石垣島鍾乳洞を見学しようと考えている方は、羽織るものを持参しておきましょう。
石垣島鍾乳洞の周辺でおすすめしたいスポット6選
石垣島鍾乳洞は約30分で堪能できる反面「少ない移動時間で周辺を楽しみたい」と考える方も多いでしょう。
そこで石垣島鍾乳洞の周辺でおすすめしたいスポットの中から、6つに厳選しました。
- 手作り体験
- 熱帯果樹や亜熱帯植物の散策
- 石垣島食堂
- サビチ洞
- 八重山鍾乳洞
- 川平湾グラスボート
おすすめポイントを順番に紹介するので、石垣今観光の参考になれば幸いです。
1.手作り体験
石垣島鍾乳洞の周辺でおすすめの手作り体験は「漆喰シーサー色付け体験」です。
遅くても前日までの予約が必要ではありますが、旅の思い出作りには最適です。
色付したシーサーを持ち帰り、お部屋のインテリアとして飾れます。
そもそも漆喰シーサーは、沖縄の伝統工芸として職人が手掛けています。
初めての方でも安心できるよう、シーサー職人が丁寧に教えてくれるので、子どもから大人まで楽しめる体験です。
店舗情報
奥原製陶所シーサーギャラリー
沖縄県島尻郡与那原町字上与那原386-3
営業時間 10:00〜18:00
電話番号 098-945-9599
体験コースの詳細や予約はこちらのサイトから
2.熱帯果樹や亜熱帯植物の散策
熱帯果樹や亜熱帯植物の散策は、石垣島鍾乳洞の入り口周辺で楽しめるスポットです。
沖縄らしさを感じられるマンゴーやパイナップル、パパイヤなどのフルーツが眺められます。
果樹や植物以外にも、巨大なヤシガニや日本最大級の蝶オオゴマダラなどが石垣島鍾乳洞の前で迎えてくれます。
気温や天候などにも左右されますが、果樹や植物が実る6〜11月頃がおすすめの時期です。
気になる方は観光時期にあわせて、現地の観光協会や石垣島鍾乳洞公式サイトから問い合わせてください。
3.石垣島食堂
石垣島食堂は、石垣島鍾乳洞に併設された食堂です。
なんと言っても石垣島の食材を味わえるのが魅力的です。
たとえばゴーヤを使った定食、石垣島ならではの牛汁や八重山そばの定食などが味わえます。
もちろんテイクアウトもできます。
そして石垣島食堂の店内には「石垣島物産館」もあり、石垣島のお土産や特産品が充実しているので、休憩に最適です。
ちんすこうやソーキそば、石垣島鍾乳洞オリジナルのお酒など、石垣島旅行の思い出を持ち帰るには、おすすめのスポットになります。
店舗情報
石垣島食堂
沖縄県石垣市石垣1666
営業時間 11:00~16:00
電話番号 0980-83-1550
4.サビチ洞
サビチ洞は、石垣島鍾乳洞から車で約30分の場所にある鍾乳洞です。
約2億7千年前の地殻変動によって生まれたとされているほどの歴史を誇っています。
「海に抜ける鍾乳洞」と呼ばれる日本でも珍しい鍾乳洞で、入り口には大鰻や鯉、亀などが泳いでいるのが特徴の1つです。
比較的短い鍾乳洞なので、入り口から出口までの所要時間は約10分です。
二股に分かれた出口の先には、海が広がっているので、どこか冒険をしているような気持ちを味わえる鍾乳洞です。
サビチ洞の基本情報
伊原間サビチ洞
沖縄県石垣市伊原間185-44
新石垣空港から車で約20分
営業時間 9:00~18:00
電話番号:0980-89-2121
伊原間サビチ洞公式サイトはこちらから
5.八重山鍾乳洞
八重山鍾乳洞は、石垣島鍾乳洞のすぐ横に位置する鍾乳洞です。
7万坪の広大さは、約3億年前に隆起したと言われています。
八重山鍾乳洞に入ると、サンゴの道が迎えてくれます。
大小さまざまな鍾乳石だけでなく、動物園や植物園が併設されているので、見所が多いのも特徴です。
しかし、十分に整備されていない点でデメリットに感じてしまう方もいます。
「自然を最大限に感じたい」と思う方におすすめのスポットなので、ぜひ寄ってみてください。
八重山鍾乳洞の基本情報
沖縄県石垣市石垣1601
石垣市街から車で約5分
営業時間 9:00〜18:00
電話番号 0980-83-6868
6.川平湾グラスボート
川平湾(かびらわん)は、沖縄県の離島である石垣島の北西部にある海で、日本の名勝地に選ばれる絶景スポットです。
透明度の高いエメラルドグリーンの海で、眺めるだけでも十分でありながらグラスボードに乗船すると「動く水族館」のような気分になります。
川平湾は遊泳禁止の海ですが、海に入らず石垣島の綺麗なサンゴ礁や熱帯魚などを堪能できるのがグラスボートの特徴です。
ディズニー映画の『ファインディング・ニモ』で有名なカクレクマノミやルリスズメダイ、サンゴ礁などを間近で堪能できます。
普段着のまま濡れずに海を楽しめて、運が良ければウミガメも見られるので、ぜひ体験してみてください。
ブルーコーラルでもグラスボートを受け付けています。
貸し切りプランも用意しているので、気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。
まとめ|石垣島鍾乳洞は雨の日でもおすすめのスポット
今回は石垣島最南端に位置するおすすめスポットである「石垣島鍾乳洞」について紹介しました。
石垣島鍾乳洞は、20万年以上の歴史を重ねたうえで自然生成された石垣島最大級の鍾乳洞です。
一人旅から家族旅行、団体での観光、老若男女問わず楽しめるスポットです。
彫刻物と思わせるようなビジュアルの鍾乳石が広がった神々の彫刻の森。
トトロに似た形状のトトロ鍾乳石や「仙境の広場」に広がるイルミネーションなど、写真映えスポットもあります。
石垣島鍾乳洞の入り口で迎えてくれる熱帯果樹や亜熱帯植物。
併設された石垣島食堂だけでなく、周辺には別の鍾乳洞や川平湾を堪能できるグラスボートなども楽しめます。
雨天でも楽しめるスポットに溢れているので、旅の計画に役立ててください。
石垣島鍾乳洞の基本情報
沖縄県石垣市石垣1666
営業時間 9:00~18:30
電話番号 0980-83-1550
公式サイト https://www.ishigaki-cave.com/